事業用不動産サービスおよび投資顧問会社CBREは12月4日、三大都市オフィス空室率・平均賃料速報(2013年11月期)を発表しました。
調査の対象となったのは、CBREが設定した183区域にある延床面積500坪以上の賃貸オフィスビルとなっています。

三大都市オフィス 空室率

10月 11月 10月-11月の増減
東京23区 6.4% 6.3% -0.1%
東京23区(グレードA) 7.4% 6.9% -0.5%
大阪市 9.7% 9.9% +0.2%
大阪市(グレードA) 15.6% 15.9% +0.3%
名古屋市 10.0% 9.7% -0.3%
名古屋市(グレードA) 4.4% 4.3% -0.1%

グレードA:主にオフィス集積度の高い地域に所在する基準階面積350坪以上(東京は500坪以上)、貸付総面積6,500坪以上、延床面積10,000坪以上、築11年未満のビル。
東京では主要5区、大阪市では北区・中央区・淀川区、名古屋市では中村区・中区・東区・西区を中心にピックアップされています。

三大都市オフィス 坪当たりの平均賃料

10月 11月 10月-11月の増減
東京23区 12,270円 12,250円 +20円
大阪市 8,480円 8,510円 +30円
名古屋市 9,410円 9,500円 +90円

全体的に大きな変動は見られませんが、東京23区が堅調なのに比べて、大阪市のグレードAに区分される物件の空室率が高いのが目立っています。