不動産経済研究所が首都圏のマンション市場動向(10月)を発表しました。
<発売戸数・契約率>
10月の発売は3506戸で、前年の同月と比較すると21.4%増、前月と比較すると41.3%減とのことです。
契約率は79.6%で、前年の同月と比較すると6.9ポイントのアップ、前月と比較すると3.9ポイントのダウンとなっています。
<戸当りの価格・1平方メートルの単価>
1戸当りの価格は4909万円で、1平方メートルの単価は71.1万円。
前年の同月と比較すると、戸当り691万円のアップ、1平方メートルの単価は10.2万円のアップとなっています。
地域別の1戸当りの価格・1平方メートルの単価は次のとおりです。
東京都区部:5801万円、86.8万円
東京都下:4427万円、61.7万円
神奈川県:4012万円、57.4万円
埼玉県:3655万円、51.2万円
千葉県:3517万円、46.0万円
<販売在庫数>
販売在庫数は3771戸で、前月の末と比較すると240戸の減少。
10月の超高層物件(20階以上)は23物件740戸で、契約率は82.3%となっています。
即日完売は281戸で、フラット35登録物件戸数は3171戸でした。
10月末現在の翌月繰越販売在庫数は3771戸で、2013年9月末現在の4,011戸と比較すると240戸の減少となっています。
ちなみに、2012年10月末残戸数は4,519戸でした。
前年同期と比べると、ほとんどの項目に改善が見られ、マンション市場の好調をうかがい知ることができる結果となっています。