日本能率協会総合研究所が実施した「住宅関連企業従事者に聞いた住宅ローンに関する調査」によると、「住宅ローン商品の評価」で住信SBIネット銀行が第1位に選ばれました。
住宅ローン利用者が金融機関を選択する時に重視するものポイント順に並べて見ると次のようになっています。
1. 金利(87.0%)、
2. 保証料(41.3%)
3. 繰上返済手数料(24.0%)
4. 返済プランの多様性(22.7%)
5. 事務手数料(19.7%)
6. 団体信用生命保険料(14.3%)
7. 金融機関の知名度(13.7%)
8. 金融機関の取引実績(13.7%)
9. 行員の態度・対応(10.0%)
10. 疾病保障等の付帯サービス(7.7%)
いわゆる「金融機関の知名度」や「金融機関の取引実績」など金融機関重視で選ぶのではなく、商品の内容を重視しているのがわかります。
自分にとってもっとも得になるものはどれか、という現実的な観点でローンを選んでいるといえるでしょう。
本調査で1位に選ばれた住信SBIネット銀行は、インターネット専業銀行ですが、ネット銀行の低コスト運営の強みを生かした有利な金利、繰上返済への柔軟な対応、疾病保障が充実した住宅ローン商品などが好評とのことです。
住宅ローン商品の評価」では2位に「ソニー銀行」、3位に「楽天銀行」「三菱東京UFJ銀行」と、インターネット系の金融機関の商品が上位に選ばれています。
不動産投資への参加者の増加等で融資環境が厳しくなる中、今後はこういったネット銀行の商品も考慮することがさらに収益をアップさせるための必須要素であるといえるようです。