サブリース契約とは

サブリース契約とは、通常の管理業務の中に家賃保証を組み合わせた契約のことをいいます。
サブリースにおいては、物件のオーナーとサブリース業者との間で賃貸借契約を結び、サブリース業者が貸主になって借家人と賃貸契約を結んで物件の運営を行います。

サブリース料としては家賃収入の10％程度が一般的で、契約を結ぶと、いったん業者に入った家賃収入からサブリース料が差し引かれた金額がオーナーに渡ります。
物件の経営はサブリース業者が行うので、空室の有無にかかわらず、月々オーナーに入る金額は契約時に決めたものになります。
したがって、オーナーは空室リスクを気にしないですむことになります。

サブリース契約においては、2～3年ごとに家賃保証額を見直す契約になっている場合がほとんどなので、家賃相場が下がれば家賃保証額も見直されることになります。
これにオーナーが同意しない場合は、サブリース契約は終了することになります。
したがって、サブリース契約を結んだからといって、長期に渡って最初に決めた家賃が保証されるものではないということを知っておく必要があります。
そこらへんのことをきちんと説明していない業者は信頼できない業者ということになります。

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