購入したマンションやアパートを収益を長く生み出す物件として経営していくためには管理が必要になります。
区分所有のマンション
区分所有のマンションの場合、管理組合があり、廊下の清掃など共用部分の管理は行ってくれるので、自分でやるのは、家賃管理や故障・トラブルの対応ということになります。
家賃の徴収は通常振り込みなので入金確認をすればいいのですが、家賃の滞納があった場合は催促しなければなりません。
1棟所有のアパート
建物を所有している場合の管理業務は多岐に渡ります。
家賃管理や故障・トラブルの対応は、戸数が増える分だけ業務も増えるほか、共用部分の日常的な清掃などが加わります。
管理会社に委託するのが一般的
自宅から近い場所に物件があるとは限らないので、管理のために行き来するのはたいへんです。
また、所有する物件がいくつかに増えると、とても手がまわらないでしょう。
専業大家ならまだしも、仕事を持っている人の場合、自分で管理をするのは不可能といっていいでしょう。
そんな場合、建物の管理を専門とする管理会社に管理業務を委託する方法をとるのがベストになります。
委託した場合の費用としては賃料収入の5%程度が相場になっています。
様々な煩わしい業務を一括で頼めるということと、故障やトラブルが発生して対応が必要になった場合のことを考えると、この程度の費用は安いものになるかもしれません。