物件の詳細資料をチェックして希望に合うものがあったら、実際にその物件を見に行くことになります。
数字上の利回りが高くても実際に見てみると、必ずしもいい物件ではないことも少なくありません。

<利便性>
駅、スーパー、学校が近いなど、利便性の良さは空室のリスク軽減にもなりますが、立地が良い場合には価格が高くなることによって利回りは低くなる場合が多くなります。
利便性が悪い場合には、手を加えるなどして魅力のある物件にできるかどうかもチェックポイントになります。

<老朽化>
外観の汚れやひび割れ、外構、内装設備など、修繕が必要かどうかは初期投資額に影響するので重要なポイントになります。
特に、外観上に問題があると、空室になった場合、家賃が押す場よりかなり安いなどのメリットがないとなかなか入居者が決まらない可能性があります。

<日当たり>
日当たりは住居にとって重要な要素の一つになります。
単身者向けタイプの場合はともかくとして、ファミリータイプの場合は、空室リスクを低くするためにも必須要素となります。

<敷地の状況>
フェンスやブロック塀など隣地境界の状況、下水の有無などのほか、敷地廻りの水はけも重要なポイントになります。
敷地がまわりより低くなっていると、雨の日には水たまりができるなどの不具合が起こります。

<管理状況>
管理状況の悪い物件の場合、購入後の修繕費用がかかります。
ただ、安く購入できるのであれば、購入後リフォームすることによって、優良物件に変えることもできます。

<間取り>
気に入った物件の間取図はじっくりと見ていると思いますが、実際に現況を見てみるとイメージとかなり違う場合もあります。
専門家ではない場合、図面を見ただけでは広さ等のイメージがつかめないのは、いた仕方ありません。
また、間取図自体が間違っている場合もあるので、現況チェックは充分に行いたいものです。

<設備・水廻り>
キッチンユニット、トイレ、洗面器、バスなどの設備機器を交換するとなるとかなりの費用がかかります。
配管の老朽化による漏れなども含め、入れる部屋は全て入って、可能な限り念入りにチェックしておく必要があります。

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