賃貸物件に、家賃収入による収益を長期に渡って生みだすことを期待するのなら、それに適した条件をクリアした物件を選ぶ必要があります。
直近の収益には現在における立地が重要ですが、長期的な収益を得るためには、将来の状況まで見据えた上での判断が必要になります。

1.空室が発生しにくい
物件があるエリアに賃貸需要を上回る数の物件があれば、空室が発生するリクスは高くなります。
一方、需要の方が上回って入る場合には、空室は出にくいことになります。
そうした需要の旺盛なエリアにあり、外観もきれいで共用部分も比較的手入れが行き届いており、設備もそれなりに装備している物件なら空室は発生しにくいといえます。

2.空室が発生してもすぐに埋まる
上記のような立地にあり、空室が出にくい物件の場合、退去においても入居者の事情によるもので、不満によるものではない場合が多いため、空室が出てもすぐに埋まる可能性が高いといえます。

3.家賃の維持が可能
物件があるエリアに賃貸物件が多い場合はもとより、多数の賃貸物件が建設される可能性のある空地が多い場合、賃貸物件建設後に競争が起こり、家賃は下げざるをえないことになります。
一方、将来に渡って物件が建設される可能性がそれほど高くないエリアであれば、家賃は下がりにくいことになります。
このように、将来的に家賃相場が下落しないようなエリアで物件を探すことが重要になります。

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