投資用不動産物件を購入する場合、新築物件を購入する道と、中古物件を購入する道の二つがあります。
どちらを選択するかは各人の戦略によりますが、それぞれのメリット・デメリットは充分に理解しておく必要があります。

新築物件は様々な不動産会社から定期的に供給されるため、市場には常にかなりの量の情報があります。
不動産投資に興味がなくても、新聞の折り込み広告やポストに投函されたチラシなどでおなじみだと思います。
これに対して中古物件は、ネットを利用したり、街の不動産屋を回ったりして、自分で情報を得る必要があります。
もちろん、新築物件を購入するにしても、いい物件の情報を得るためには自分で積極的に探すことが必要になります。

新築物件と中古物件を、家賃や利回りだけで比較するのはあまり意味がありません。
利回りにしても家賃設定にしても、新築と中古では元々が同じ土俵にのっているわけではないことを理解する必要があります。
物件が新築なので周囲より多少高い家賃設定で開始できたとしても、いずれは中古物件になります。
また、一般的に物件価格が安い中古物件は、表面上の利回りは当然よくなるのですが、それが必ずしも実状を表したものではないことももはや常識です。

不動産投資では、こういった新築物件と中古物件の特徴を理解し、自らの戦略を立てることが重要になります。

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