融資の申し込みを行う金融機関には様々な種類があります。
都市銀行、信託銀行、地方銀行、信用金庫、生命保険会社、政府系金融機関、ノンバンクなどがあり、それぞれに特徴があります。
いろいろ調べて、実際に話を聞いてみることによって、自分の投資スタイルに最適な金融機関を選択します。
<都市銀行>
おもに大都市にある銀行で全国に店舗を持っているため、全国の物件に融資することが可能になります。
ただし、都市銀行の顧客は地主や資産家が中心なので、一般の個人投資家、特にサラリーマン投資家が融資を受けられるケースはほとんどないというのが実状です。
<地方銀行・信用金庫>
地域に根ざした営業活動を行い、地域の経済を活性化させるという使命があるので、営業エリア内にある物件なら個人投資家でも融資を受けられる可能性は高いようです。
ノンバンク系金融機関に比べて、金利は安くなりますが、審査は厳しくなります。
<ノンバンク系金融機関>
消費者金融、リース会社などがこれにあたります。
地方銀行や信用金庫に比べて、比較的審査が緩いのですが、金利は高くなります。
<政府系金融機関>
日本政策金融公庫などがあります。
金利も低いうえに融資手数料もかからないというメリットがありますが、それなりの頭金を用意しないと融資は困難で、長期の融資期間は設定できないのが一般的です。