不動産投資を行う場合、ほとんどの人は金融機関の融資を利用することになります。
利用する金融機関としては、都市銀行・信託銀行・地方銀行などがあり、それぞれ不動産投資用のローン商品があります。
不動産投資用のローンは通常の住宅ローンとは違うもので、区分所有のマンションを購入する場合に利用するローンが、アパートを1棟買いする場合に利用するアパートローンと分かれている場合もあります。
不動産投資用ローンの現状
リーマンショック後は融資の審査も厳しくなり、不動産投資に対する融資に積極的な金融機関とそうでない銀行があります。
住宅ローンだとすぐに融資がおりるのに、不動産投資ローンとなるとなかなかそうはいかないのが実状になっています。
不動産投資用のローンは、住宅ローンと比べて金利が高くなるのが一般的です。
また、住宅ローンのように30年や35年というような長期の固定金利で借りることはできず、3年から5年程度の固定金利か変動金利で借りることになります。
これらのローンについては、融資金額や融資条件などが銀行によって大きく違う場合もが少なくないので、いろいろな金融機関に足を運んだ上でいい条件で借りられる金融機関を探す必要があります。
どこの金融機関から融資を受けるのか
一般の会社員が初めて投資用物件を購入する場合、都市銀行はなかなか敷居が高いため、信託銀行や地方銀行から借りるが一般的です。
物件が地方にあるのなら、その地域にある地方銀行が有力な選択肢になります。