購入した不動産物件を運営して収益を出すのが不動産投資の基本となりますが、運営していく上でかかる費用についてはしっかりと理解しておく必要があります。
運営時にかかる費用はランニングコストともいえるべきもので、このランニングコストについては、あらかじめ発生時期と金額が明確になっているものと、発生する時期も金額も不明確なものがあります。

<1.固定資産税・都市計画税>
部件が所在する市町村から送付されてくる納税通知によって、一括か年4回に分割するかを選択して支払います。
税金なので支払い時期は確定しており、税額は土地や建物の評価額によって変わってきますが、それほど大きな変化はなく、時期も金額も予想できる支出となります。

<2.修繕費>
区分所有のマンションの場合は管理組合で決められた修繕積立気を毎月納めることになります。
1棟所有の場合、修繕が必要になる時期と金額をある程度予測した上で、その時に大きな不足がないように自分で積み立てておくのがベストです。
外壁の塗り替えなどが発生すれば一時に多額の費用が必要になります。

<3.管理委託手数料>
管理委託手数料には、建物の管理にかかる費用と、入居者の管理にかかる費用があります。
建物の管理とは、共用部分の清掃などで、入居者の管理とは、家賃の集金や入居者の募集などが主なものになります。
管理会社にもよりますが、家賃の5%程度が相場になっており、清掃は家賃の1~3%程度が相場になっているようです。
また、入居者募集のための広告宣伝費は家賃の1ヶ月分が一般的です。

<4.共用部経費>
共用部の照明やエレベーターの電気代、共用部の水道代が共用部経費となります。
月々でそれほど大きな変動はない費用です。
区分所有の場合は月々の管理費の中に含まれるのが一般的です。

<5.その他>
エレベーター・消防設備・ポンプなどの点検・貯水槽の清掃・植栽の手入れなどにかかる費用があります。
毎月かかる費用ではありませんが、一定期間の間隔で必ず発生する費用で、金額についても点検費用等は決まったものとなります。
区分所有の場合は月々の管理費の中に含まれるのが一般的です。
ただし、点検時に不具合が見つかった場合に部品の交換・修理等が発生すると、別途修繕費がかかることになります。

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