不動産投資にかかる費用としては、大きくは、購入時にかかる費用と運用時にかかる費用があります。
もちろん、売却する際にも費用はかかりますが、それは不動産の運営を行った後のことになるので、まずは購入時と運用時にどんな費用がかかるかについてしっかりと理解しておく必要があります。

購入時にかかる費用はローンの頭金の他、仲介手数料、不動産取得税など、不動産投資をこれから始めようと考えている人で、不動産に関する知識がそれほどなくてもすぐに思い浮かぶと思います。
これらは不動産投資でなくても、自己居住用のマンションや戸建住宅を購入する時にも必要なものだからです。

不動産投資は、購入した物件を運用することによって収益を出していく事業ですから、運用時にかかる費用についても充分に知っておく必要があります。
購入時にかかる費用については、購入する物件が決まっていればそれで確定します。
ところが、運用時にかかる費用については、運用してみないことにはわからない性質のものが多いという実状があります。
これは不動産投資のリスクである空室リスクや修繕リスクなどによるもので、例えば、いつ空室が発生するか、いつ修繕が必要になるかについては、運用開始時には明確には予測できないものだからです。
ただ、全く考えていない場合には事業自体がたちいかなくなる可能性もあるので、これらについてはしっかりと勉強して理解しておき、万が一の場合には適切な対処ができるようにしておきたいものです。

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